改訂版 ケアとしての死化粧
エンゼルメイクから見えてくる最期のケア

本書は『ケアとしての死化粧―エンゼルメイク研究会からの提案』(2004年4月刊)を全面改訂。〈カラー口 絵〉にエンゼルメイクの実技を掲載。また、これまでの研究や実践の成果、臨床ナースから多く寄せられた実践的な質問への回答などを大幅に加筆しました。臨 床や関連施設での実践活動にご活用ください。

 

A5 224頁 2007年5月発行

日本看護協会出版会

978-4-8180-1267-7

定価2,520円(税込)

 

目次

≪カラー口絵≫

序章 エンゼルメイクとは

第1章 エンゼルメイク
T 顔の役割と化粧の力
1 顔は記憶の中に存在し、社会的に共有される
2 その人らしさを引き出す「化粧」
3 日本人の遺体観
4 さまざまな死体現象とその対処法

U エンゼルメイクの実際
1 保清から整髪までの基本手順とポイント
2 メイク道具選びのポイント〜市販の製品から選ぶ目安

V エンゼルメイクの役割と関わり方
1 臨終前後の家族に接する際に心がけたいこと
2 病院への導入法とコスト
3 退院指導の必要性を問う
4 在宅でのエンゼルケアとエンゼルメイク
5 関連業者事情

第2章 エンゼルケア
エンゼルケアのさまざまな側面
1 エンゼルケアを巡る法律
2 エンゼルケアのあり方を見直す
3 感染対策をどう考えるか
4 エンゼルケアの看護教育

第3章 Q&A
Q&A エンゼルメイクのさまざまな対応策(44問)

資料