看護婦の愛情いっぱいおしゃべりカルテ


 帯文より

病院とは生きていくための
素敵なところ。

ナースが見た笑いと涙のちょっといい話を入院前、
入院中、そして退院後のあなたにそっと教えます。
●ナースの涙と笑いの棟のうち
●病院はいつだってドラマチック
●張り切りナースは今日も行く
●ナースのちょっとマジな提案

   

 担当編集者 北村英治さんからのメッセージ

美人作家の小林光恵先生から原稿をいただくとき、私はその都度うれしさに手が震えたものです。挿し絵とカバーイラストを描いてくれた上田三根子先生もこれまたとびきりの美人。となると、これは編集者冥利というよりも男冥利に尽きるというものでありました。

 美人作家の小林先生とお酒をご一緒させていただいたとき、やはりうれしさのあまり、グラスを持つ手が震えたのです。そんな私をみて、小林先生はその美しい顔を一瞬曇らせ「北村さん、アルコール依存症でしょう」とおっしゃられました。さらにご丁寧に「肝臓も気をつけたほうがいいですよ」。
 さすがに元看護婦です。私の身体のことまで心配してくれたのです。で、その感動を本のタイトルにして「愛情いっぱいおしゃべりカルテ」はできあがりました。

 その後、美人作家はベストセラーを書きまくっているのはご存じの通りです。一方、私の方はあの「愛情いっぱい」の忠告を守らず、連日、深酒をつづけているのです。
 やがて入院にでもなれば、小林先生のような美人の看護婦に会えるかもしれない、ということを唯一の楽しみにしながら。

発行/ぴいぷる社 定価(本体価格)1,456円+税
ISBN4-89374-078-4