愉快なナースのないしょ話


帯文より

ナースの素顔打ち明けます

●愉快な患者さんベスト展
●看護婦の熱中時代
●病気だって道楽です
●ドクター、笑ってる場合ですか
●私がナースを辞めた理由
●イザというときの入院心得10カ条

   

企画・プロデュース 波乗社 渡辺さんからのメッセージ

小林光恵さんと会った人は、みんな、幸せな気分になっていきます。ふわーっとなって、とても癒された感じがします。話しているだけで、今日はちょっとトクしたなあと満足な一日をすごせます。

小林さんの声は、とても心地がよい。「セラピーボイス」の持ち主です。「愉快なナースのないしょ話」のときも、今日は締切りですから原稿くださいといえば、「あらあ、まだなんですう」とくる。この声がとても平和なんですね。

他の著者だったら、どんな大作を書くつもりですかなんてイヤミのひとつも言うんだけれども、そうですよね、書くのって大変ですよねなんて答えて、トホホの編集者に成り下がるわけ。

まあ、声のせいだけじゃなくて、どことなくふんわりした空気が漂うのです。小林さんの本を担当した編集者やスタッフの顔も、みなさん、どことなく幸せそうに見えます。現役の看護婦時代も、入院中の患者さんたちは、小林さんと言葉を交わして安らいだ気分を味わっていたんだなあと思います。

もうひとつ。小林さんの大好物は「さくらもち」です。原稿をお願いするんだったら手土産にしましょう。葉っぱごとほおばっている小林さんの顔を想像すると、なんだか楽しくなりますね。

発行/芸文社 定価(本体価格)1,300円+税
ISBN4-89376-075-O